季節がまた終わる
作詞・作曲:三井 拓郎
編曲:pertorika

季節がまた終わりを告げて
君の好きな春が すぐそこまで来てるから出かけよう

ねぇ 夢の中で君に会えれば 目覚めた僕の横にいなくても
眩しい朝日や外の雑音も ほら すべて心地良くなって

ねぇ 君の好きな歌がイヤホンから いま流れているから
ボリュームを最大に上げて片方ずつで聴こう
二人思い出の地まで

季節がまた終わりを告げて
君の好きな春が すぐそこまで来てるから出かけよう
柔らかな頬に木漏れ日のストロボが 輝いているよ
さらに君を好きになる

ねぇ もし君が僕と出会ってなかったら
そんなことばかりが頭をよぎる
愛しすぎるゆえに不安が牙を向いた 何気ない午後に

風に吹かれたクロッカスのように
君の好きなままに その身を委ねながら遊びましょう
しとやかな肩に初めて触れた瞬間を 憶えているよ
さらに君を知りたくなる

春風 冬の香りを奪って
ふと見上げたビルに 虹を色濃く儚く映した

ねぇ 君を強く抱きしめたときは
僕の胸を濡らしても構わない

季節がまた終わりを告げて
君の好きな春が すぐそこまで来てるから出かけよう
柔らかな頬は夕焼けの淡いチークで ほら 染まっていく
さらに君を好きになる