loop
作詞・作曲/三井拓郎
編曲/pertorika
踊るカーテンに見とれて 自然と体が動いてる
機嫌がいいわけでもなくて
枝に残る最後の葉っぱ 風に揺らされて
今にも落ちてしまいそう
水たまりに小石を投げてみても
ゆがむ景色は鮮やかに
目の前が絵の具のように 混じりながら春に触れる
指先に今絡んでるのは 優しいつむじ風
サンダルに足かけ Tシャツなびかせ
鼻歌響かせて 薫る春に夢見ごこち
水たまりが映し出す空にいつも
だまされる鳥は眺めてる
道端に横たわってる 白いたんぽぽ踏まれたまま
空に舞う小さな綿ぼうし 運ぶつむじ風
自由なのに動けない 笑いたいのに涙が出る
矛盾なこと背負いながらも
あの白いたんぽぽのように 最期に何かをのこせたら
こんな幸せなこと無いでしょう
あのつむじ風に想い寄せて
また来年の春に想い寄せて