さよならと桜
作詞・作曲:三井 拓郎
編曲:pertorika
大きかった制服がもう 小さくなってきた頃
通い慣れたこの道を通学路と呼ぶのも 今日で最後です
ボタンを締める感覚は
まだこの指が覚えています
これから色んな出来事が 私たちを変えてゆくでしょう
自分が分からなくなった時は 桜の見えるこの場所に帰って来よう
だらしなかった あんな自分が 少しずつ母に似てきて
苦手だった料理だって 頑張っているけれど 一人じゃ味気ない
いつの間にか大人と呼ばれて
未だに戸惑うことも多いです
これから色んな出来事に 悩み苦しんでゆくでしょう
本当につらくなってしまう時は いつでも変わらないこの空を見上げて
“いつでも帰って来なさい”
見慣れていた母の文字が震えて
これから色んな出来事が 私たちを変えてゆくでしょう
自分が分からなくなった時は 桜の見えるこの場所に帰って来よう
今でも あの頃と同じように咲いていますか
さよなら さよなら 愛しい友よ
またどこかで会えるよね
涙を拭いたその先に見えた 友の笑顔
さよなら
さよなら
ありがとう