tsuki no shita
作詞・作曲/三井拓郎
編曲/pertorika
何かに覆い被せられたような 真夜中に不恰好な月が
僕らの影絵を作り出している そして影重なる
あなたの照れ隠しに鼻をすする 癖がとても愛おしく
温もりを僕じゃなく缶コーヒーに求めることだけが 少し気になる
「きっと会いたくなるように二人の間に魔法がかけられてるかも」って笑う
僕らはきっと思い通りになるストーリー 与えられたのだから
素直に心開いてもいいよね
月の下で踊りましょう あなたがいればそれでいい
夜の帳 なぜ怖がるの 僕がいるのにあなたはまだ なぜ怖がるの
あなたの作る真っ白な雲が 寒さを一段と強調して
沈黙を埋めるように「寒いね」と 何度言ったでしょう
ずっと夜の景色は変わらず 時間が分からず 時計を見るのが少し怖い
僕らはいつも時計に 引き裂かれるように
限られた時間の中で 素直な心持ち続けているかな
星の下で歌ってよ あなたが歌えばそれでいい
右足で刻むリズムに合わせ 二人だけの思い出が始まる
月の下で踊りましょう 星たちが嫉妬するくらい
三日月でも構わない あなたがいればそれだけでいい
出会いを知り喜びを知る あなたがいて味わえること
さよならはまだ言わないで 朝が来るまでとっておこう
踊っていよう