futurum
作詞・作曲/三井拓郎
編曲/pertorika

泥まみれで帰って 母親に叱られて
それでもわかっていた 本当は怒ってないこと

時間をかきむしって 気づけば大人になり
それでも動けないまま ひたすらにもがいてる

大人の階段を上りきったその先に
待っている景色は ちゃんと僕が見たい景色かな

見えない星は僕らの未来を照らして 闇を作らずそこにいる
その光が届くとき星座になっていたら 素敵な名前を付けよう

クタクタになり帰って 灯りを付けた部屋は
食べかけのヌードルと 飲みかけのアルコール

窓の向こう輝く光を求めて 裸足で駆けてく夜道を一人
自販機の灯りさえ僕には眩しい 夏虫の様に求めて

寂れた歩道橋渡り切ったその先に
待っている僕はきっと 今と違う自分かな

見えない星は僕らの未来を照らして 闇を作らずそこにいる
その光が届くとき星座になっていたら 素敵な名前を付けよう

消えない星は僕らの時代を映して 闇を作らずそこにいる
その光に僕らが名前をつけるのなら futurum にしよう

いい事ばかりじゃないけどこの世界 汗流し生きてく地道にゆっくり
生まれたての朝日に 僕らは眩しい顔をするんだ
嬉しそうに